id:Rythm氏の文面から

id:Rythm氏。申し訳ないが、ちょいと文面を拝借します。

id:ikinahana1氏がこのところ言われている、客が店を評価して、その評価を数値化し、店側に無断でインターネット上に公開する、という行為についてだが、僕自身、あるお客さんに生ハムのピザ(生地の上にバジルペーストを広げ、そこにスライスした生ハムを載せてオーブンで加熱する)を出したところ、後日、その人のブログ上でご丁寧に写真付きで「生ハムも加熱したらただのハムじゃん」とこき下ろされ、憤慨した経験があるので、いろいろ考えさせられるものがある。

「生ハム」という呼称は、製造工程において、獣肉を低温で長時間燻煙にかける、または塩蔵し冷暗所にて長期間熟成するなどして、一切の加熱処理を行わないことから与えられた呼称である。

生食でのみ供されるから「生ハム」という名称を与えられたわけではないことを、知識としてこの人が持たないための記述だと思われたが、さらにこのエントリを読んだ別の読者から「そのような店ではギネスの注ぎ方も期待できないだろう」という僕の店のサービスの根幹に関わる部分に、全くの憶測によるコメントがついてしまった。

 

正直タマったものではないし、googleなどでの検索順位も高いことから、大人気ないとは思いつつ、抗議の意味もこめて、生ハムを過熱する調理法はヨーロッパなどでは珍しくないことを、コメントとして投稿したが、その後、そのコメントに対するレスポンスもなく、未だに、その的外れな論評と、憶測による失礼なコメントだけがネット上に公開されつづけている。

   

そもそも店の中でおもむろに料理の写真を撮る、という行為だって、いかがなものだろう。

なんでも撮りたいものを写真に収め、好きなようにそれを公開する、という行為は、結構暴力的な行為なんじゃないか、という気もしてきた。

 

せめて撮ってもイイですか?ぐらいは聞いて欲しいし、個人のブログとはいえ、一応、店名や住所など公開しても良いか、ぐらいは確認するのがマナーなのではないだろうか?

まず店の点数評価という部分。
尊敬するid:ikinahana1氏もおっしゃっているが、これは非常に難しい部分があるよね。
グルメ系のHPなんか無数に閲覧できるようになったこの時代、いろんな人たちが種々の評価をしている。
世間は表現の自由とかいろいろ言ってるけど、線引きをするのも難しい部分だ。
昔は酷評すること自体そんなになかったのに、PC上では実名を公表する必要がないから好き勝手いう人たちが本当に増えた。
人間の文化がこういう状況を生み出したといわざるを得ない。
ほっときゃいいとかいろんな意見もあるが、自分が当事者になった時どう思うか。
自分的には放っておくとしか、今のところ言いようがない。
すごく答えが出し辛い。



そして、後半の部分。
僕も今まで大半許可を得ずに写真を撮ってきた。
お店の立場を考えていないといわざるを得ない。
自分なりに敢えて救いがあるとするならばblog上で酷評だけはしたことがないということ。
ただ、大いに反省する部分であります。
これからは、なるべく許可を取って撮影させてもらうという気持ちで撮りたいと思う。