ショック…

昨日の昼に芦屋在住時に仲良くさせてもらっているbarのマスターから電話があった。
めったに電話のかかってこない人なので、何だろうかと思い携帯をとる。



受話器から聞こえてくるマスターの声に元気がなかった。
用件を聞いてみると…



barで仲良くしていた常連の女性がわずか37年という生涯を閉じられたという連絡だった。
原因はある病気から併発した心不全とのこと。
先週までは至って元気だったそうだが、一昨日急に逝去されたとの事。



もちろん、彼女との出会いはそのbarであることは言うまでもない。
僕が常連と認めてもらった頃からの付き合いであり、
以来約10年間、お互い大好きなゴルフを何度も一緒にラウンドしたりお酒を飲んだり…
俺の姉貴みたいな存在だった。



葬儀にはどうしても参列したかったのだが…
仕事の都合どうしても参列できず、barの従業員に香典を託した。
事実を聞くまで何も知らなかった自分に腹が立ってどうしようもなかった。



でも、なぜか涙が出てこない。
若くしてこの世を去った友人は以前にもいたが、今まで涙を流したことが一度もないのだ。



俺は冷徹非情な奴なのか…



今、せめて彼女が大好きだったお酒を俺も飲んで、
一瞬の隙もなく彼女のことを考えていたい。



それぐらいしか自分に出来ることはないと思うから。